1/13(土)に糸魚川市田海地内にて[[strong;『構造見学会 | 長く暮らせる家のしくみ大公開』]]を開催いたしました。本当に雪が降りお足元が悪い中たくさんのお客様にご来場いただきました。誠にありがとうございます!!
正直なところ、大きな地震あったばかりで開催してよいのかどうか迷いましたが、皆様が
『住まいの耐震』に関心が向いている今だからこそ、その重要性を知っていただき、自分事として捉えていただける良い機会だとも思い開催させていただいた次第です。
『耐震性』は当社が大切にしている
『家の性能』の一つ。今回は
『耐震等級とは何か』耐震等級の『数字』だけで判断して本当に良いの?
『連続する地震に粘り強く耐える構造とは』など、地震の後だからこそ知っていただきたいことをご案内させていただきました。
まさにタイムリーな話ではございますが、いつもながら真剣な眼差しで聞いておられました。また、改めていつ来るか分からない災害に備えて準備する大切さを実感しました。
そして、もうひとつの目玉
『気密性能』についても当社が大切にしている
『家の性能』の一つです。
『気密とは何か』それを知っていただくための
『気密測定』の実施!
新築住宅で、今まさに建築中の建物において、
『気密測定』を現場で生で見せる!
実はこの上越・糸魚川のエリアで一棟一棟、気密測定をしている会社は決して多くありません。
なぜなら、測定データがどのような数値になるのかは、同じ設計でも施工状態によって大きく変わる可能性があるからです。施工に対して自信が無ければ、簡単には実施できないのが気密測定の実地試験なのです!!
暑い日も寒い日も当社の現場監督が協力企業さんと打合せを行い、施工管理しているからできること。当たり前にやるべきことではございますが、日々の管理については改めて頭が下がります。しっかりとした施工管理をしているから、皆様の前で気密測定が実施できるのです!
そして、今回の実地試験の最終的な結果は、
C値=0.2㎠/㎡。
C値の推奨値はZEH基準のような基準値がありません。ハウスメーカーや工務店がそれぞれ独自の基準を設けており、多くの企業が「1.0㎠/㎡」をクリアすべき基準として定めています。ちなみにカネタ建設の
社内基準は「1.0㎠/㎡」よりも小さく(厳しく)「0.5㎠/㎡」としております。
今回の実地試験を行った新築物件のC値は「0.2㎠/㎡」、無事に社内基準もクリア!難しい施工だったと思いますが、一安心です。
この構造見学会当日は、雪がちらつき外気温の最低気温が0.4℃と冬らしい冬の日でした。会場内も冷えている可能性があるので、ヒーターを用意して準備万端!
ですが、ヒーターを付ける前の室温は、10.4℃もありました。
とろ火でヒータを付けておりましたが、午前のセミナーが終わったころには19.5℃になってました。
セミナー後お客様と夢中になってお話をしていると、上着を脱ぎたくなるくらい。
気密性・断熱性の高い家は外気の影響を受けにくく、空気が外に逃げにくい。だから、とろ火のヒーターでも室温がちゃんと上がる。
また、もし冬の寒い日に停電して暖房器具が使えなかったとしたら、、、
気密性・断熱性の高い家は外気の影響を受けにくいので室温が下がりにくくなります。快適な暮らしを送るためだけでなく、いざという時にもに、住まいの気密性は重要な要素のひとつです!
カネタ建設では、いろいろな「なぜ?」に対して明確な「理由」と「想い」を持っています。
今後も、お客様の「なぜ」にお応えするために、構造見学会に限らず、家づくり教室やモデルハウスでのイベントを開催いたします。
完成後の家に永く安心して暮らしていただくためにも、たくさんの「なぜ?」を持ってご参加いただければと思います。今後ともよろしくお願い申し上げます。
それではまた。
φ(..)カキカキ 営業課 木島でした。