今日の元氣の素 4月28日
りふれ施術院
【今日の元氣の素】
「これだけは失いたくない」ってもの、ありますよね?
そのベスト5を考えてみてください。
僕の例であげるなら、
●家族
●友だち
●本を書くという仕事
●これまで書いた本
●宮下貴裕さんの作った服
あなたはどうでしょうか?
失いたくないものを5つ考えてみてください。
必ず、5つ考えてから、次へ進んでください。
《はい。 あなたはそのすべてを失います。 あなたが死ぬ日に、それらをすべて失います。》
「ひすいさん、岩手の山田町においしいものを食べに行きませんか?」
ある友人に、そう誘われました。
山田町といえば、東日本大震災の津波で町ごと流されてしまった場所。
そこに、おいしいものを食べに行く?
その友人いいました。
「ひすいさん、山田町ってすごいんです。今回の震災で町中の方々が悟ったんじゃないかって思えるくらい、町の方々がすごい言葉を発するんです」
というわけで山田町に連れていっていただきました。
僕らを最初に出迎えてくれたのは漁師のおじちゃん。
いきなり、ごっそり、新鮮な牡蠣とムール貝を出してくださいました。
え? いいの?
「食べんしゃい、食べんしゃい」と漁師のおじちゃん。
「ここにいる仲間は、みんな家も流されて、仕事もないんだ。ははははは」
え? え? え?はははって?
被災地の方たち、家を流されているのにこんなに明るいの?
仕事もなくなったのにこんなに明るいの?
笑いの絶えない山田町の方たち。
1時間が過ぎた頃、僕はそのおじちゃんにこう切り出してみました。
「どうしてそんなに早く立ち直れたんですか?」
その質問で、おじちゃんの笑顔が一瞬だけ止まったように見えました。
そして逆に質問されました。
「立ち直ってると思う?」
あああああああ!!!! しまった!!!そうだよな。
僕はなんて無神経な質問をしてしまったんだろう......。
おじちゃんはこう続けました。
「悲しんで下を向いてたってなにも始まらない。いまは前を向くしかない。ウソでも笑える人は前へ進める」
あとでわかったことですが、そのおじちゃんはお兄さんを震災で亡くされていました。
一夜にして家を失い、仕事を失い、家族を亡くしながらも、ウソでいいからと笑い、前へ進もうとしている方たちが山田町にはいました。
山田町が大好きな子どもたちのために、来月イタリアンレストランをひらくんだと語ってくれた人。
よくよく話を聞いたら、その方は、奥さんを震災で亡くされていました。
「自分のことで悩めるって幸せよ」
「つまらないことをしているからつまらなかったんだとわかった」
「すべてを失って、なにもいらないことがわかった」
「元気だからがんばるんじゃない。がんばるから元気が出るんだ!」
聞いた言葉の一つひとつが、胸に突き刺さりました。
「命をなめんなよ」 そういわれている気がしました。
僕らは100年後、この地球にいません。
つまり、得たものを、すべて手放す日が来ます。
昨日得たものも、明日得るものもすべて手放す日が来ます。
そう考えると、何かを得ることが人生ではないことがわかります。
天の迎えが来るその日まで、思い切り生きること。
それが人生です。
寒さのなか、家族を失い、家を失い、仕事を失った人たちが、ウソでもいいからと 笑って前へ進んでいる。
「泣いたって何も始まらないから」「笑っていると勢いが出るんだ」。
そう笑いながら。
そんなにすごい力が人間には隠されているんだ。
そんなにすごい力があなたにも隠されているんだ。
そのすごい力を発揮しないで、死んでどうする?
どうせ死ぬなら、自分の底知れぬ可能性に驚いてから、死のうよ。
『あした死ぬかもよ? 人生最後の日に笑って死ねる27の質問 名言セラピー ひすいこたろう』
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おひとり様一回限りの片道切符
さぁ、あなたはどう使う!
死ぬ瞬間失うことは分かっているモノを必死に求めて生きている私たち
この事実をいつも肝に銘じて
しがらみを超えて、我慢なんかせず
行きたいところに飛び出しましょう
やりたいことにチャレンジしましょう!
会いたい人に会いに行きましょう!
食べたい物を腹一杯食べましょう!
遊びたいことを寝るのを惜しんで懸命にやりましょう!
もっと挑戦しよう!
もっと羽ばたこう!
もっと冒険しよう!
シェア記事より抜粋。
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