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今日の元氣の素 4月17日

りふれ施術院

【今日の元氣の素】

兵庫県の中東部、丹波市と隣の篠山(ささやま)市からなる丹波地域の人口は、約11万6千人。
 
3つの基幹病院があり、7人の小児科医が働いていた。
 
3病院で小児科輪番制をしき、夜間救急外来を分担していた。
 
 
医師不足と経費削減のあおりを受け、1つの病院の小児科がつぶれた。
 
もう1つの病院も、小児科医が1人になった。
 
輪番制は機能しなくなった。
 
 
丹波市にある県立柏原(かいばら)病院でも、小児科医が3人から2人に減っていた。
 
さらに、県の人事で、うち1人が院長に就任することになった。
 
小児科医が実質、自分1人になると聞いたとき、和久祥三は、もう限界だと絶望したという。
 
当時すでに、月に7日以上も宿直や地域の輪番があり、睡眠不足が続いていた。
 
心身ともに疲れ切っていた。
 
 
このうえ、現場で働く人間がまた減ったら、丹波地域の小児1万8千人の命を、自分と別の病院の医師、2人だけであずかることになる。
 
こんな体制で勤務を続けていたら、医療事故を起こしてしまう。
 
続けるほうが無責任じゃないか…。
 
悩んだ末に、和久は辞職を宣言する。
 
 
和久医師が辞職をすると耳にし、丹波新聞の記者、足立智和が、医療キャンペーンをはった。
 
子育て中の女性たちの声も記事にしようと、座談会を開いた。
 
その座談会に軽い気持ちで参加したお母さんたちは、足立記者の話を聞いて驚いた。
 
お医者さんは、そんなに追いつめられているのか。
 
このままでは地域から小児科がなくなってしまうかもしれない…。
 
 
座談会の翌日、出席者のうちの7人が立ち上がる。
 
「県立柏原病院の小児科を守る会」を発足。
 
県知事に小児科医派遣を求める署名活動をスタートしたのだ。
 
署名は2か月足らずで丹波地域の人口の約半分、5万5千人に達した。
 
 
しかし、「医師不足は丹波地域だけではない。もっと困っている地域があるから、あなたがたのところは来年以降になる」と県から告げられた。
 
お母さんたちはあきらめなかった。
 
行政は頼りにならないと痛感したことで、逆に覚悟が決まった。
 
 
また、集まって知恵を絞り、スローガンを決めた。
 
「コンビニ受診を控えよう」「かかりつけ医をもとう」「お医者さんに感謝の気持ちを伝えよう」の3つだ。
 
「コンビニ受診」とは、軽症なのにコンビニに行くような感覚で夜間や休日に救急外来を利用すること。
 
全国的に見て、診療時間外に小児救急を訪れる患者の9割が、緊急度の低い軽症者だといわれている。
 
そのことを足立記者から聞き、ここから変えていかなければと思ったという。
 
 
守る会のメンバーに和久医師が会ったのは、会の発足から4ヶ月ほどが過ぎてから。
 
「辞めないでください」と一方的に懇願されると思っていたら、そうじゃなかった。
 
ただただ和久の体のことを心配し、「今まで診てくれてありがとう」と言ってくれた。
 
 
病院の中に“ありがとうポスト”を設置させてほしいと申し出てもくれた。
 
診察を受けに来た子供や、そのお母さんたちからのメッセージで、ポストはたちまちいっぱいになった。
 
なかには、こんな手紙もあった。
 
 
「診てもらって当たり前と思っていた自分が恥ずかしい。今まで子供の命を守っていただき、ありがとうございました」
 
子供を外科医や内科医ではなく、小児科医に診てもらうのは、自分たちの権利だと思っていた。
 
たとえ、それが夜中でも、診てもらえて当たり前と思っていた。
 
 
日本じゅうが、この「当たり前」に空気感染していた。
 
土俵際で柏原病院の崩壊を食い止めたのは、「ありがとう」のひと言だった。
 
 
和久医師は、「何度泣いたかわからない」と言う。
 
そして、辞職を思いとどまった。
 
患者さんの感謝が、消耗の極みにあった医師の心を支えた。
 
過酷な勤務を続けていく力を与えてくれた。
 
 
『空気は 読まない 鎌田實』

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今日も朝から心温まる話に目が潤む

「ありがとう」の言葉は人をどれほど勇気づけ、命を与えてくれることか!

「モンスタークレイマー」「モンスターペアレント」「モンスターペイシェント」

「当たり前」と思って主張してくる、そして文句ばかりいう人たちがいます。

彼らモンスターの特徴は、「自己中心的」「メンタルが不安定」「承認欲求が強すぎる」「過剰な要求」「理不尽」「依存体質」等々。

とにかく「感謝」の心がない

まずは「自分」が先、相手は二の次、いや、相手のことなんかお構いなし!

ちょっとした一言で

私たちは命を吹き込めることを知ろう!

「当たり前」の反対語は「ありがとう」

感謝の気持ちを忘れずに今日も爽やかに生きていきましょう


    シェア記事より抜粋。
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    • 土曜日 09:00~18:00

    会議や勉強会のため、臨時休業あり

090-2308-9126

基本情報

名称りふれ施術院
フリガナリフレセジュツイン
住所949-0536 糸魚川市大字根小屋321
アクセスJR根知駅より徒歩約3分
電話番号090-2308-9126
営業時間
日曜日
定休日
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09:00~18:00
火曜日
09:00~18:00
水曜日
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